先日、GoPro公式サイトでGoPro Labsなるものが発表されました。
記事によると、どうやらGoPro Hero8のファームウェアを更新すると開発中の新機能を試すことができるそうです。
これらの機能が実際に製品に搭載されるかは未定だそうですが、こういう実験的な試みはおもしろいのでどんどんやっていって欲しいですね!
今回は2つの機能が実装されるようなので詳しく見ていきましょう。
- QRコードでカメラの設定が可能に(新機能も追加)
- 手ブレ補正ソフト「ReelSteady GO」に向けての最適化
QRコードでカメラの設定が可能に
カメラにQRコードを向けるだけで、カメラの設定ができるようになります。
一見便利そうですが、設定用のQRコードを生成ツールで作る必要があるのでちょっと面倒ですね。
この機能はこれで利便性を高めるというよりは、新機能を試すための開発者モードのようなものですかね。
実験段階の機能のためにわざわざカメラ本体のメニューを変更するのは大変なので、QRコードでカメラの設定をできるようにしたのかなと。
QRコードで設定できる項目には、今回新たに追加された機能もあるので詳しく見ていきましょう。
QRコードで設定可能な主な機能
今回追加された主な機能は以下のとおりです。(太字は個人的に気になった機能です)
- 時間設定を設定して自動で撮影を開始する起動タイマー
- 動きを検出して動きがある時だけ動画を撮影
- GPSで速度を計測し、設定した速度で自動撮影
- 日の出や日の入り時間を取得して自動撮影
- 長時間に渡るタイムラプス撮影
- 動画のファイルサイズの制限を4GBから12GBに
自動撮影ができる機能がいくつか追加されていますが、起動タイマー以外は結構使いどころが限られてきそうですね。
動きを感知する機能は防犯に使えるのかなと思ったら、カメラがオンの状態でないと作動しないようなので長時間の使用は難しそうです。
また動作が発生してから撮影を開始するので、動作発生の瞬間を見逃してしまう可能性もあり、用途はかなり限定されるかも。
長時間のタイムラプスはおもしろそうですね!
最大で50日いけるみたいなので、機会があれば試してみたいです。
あと動画のファイルサイズの上限を4GBから12GBにできるのは、歓迎する人も多いのではないでしょうか。
長時間撮影をするとファイル数が増えて管理が大変でしたからね…。
ReelSteady GO向けの最適化
「ReelSteady GO」とはGoPro用の手ブレ補正ソフトで、今年の3月にGoProがこのソフトの開発会社「ReelSteady」を買収しました。
今後はGoProとしても「ReelSteady GO」の開発にも注力していく感じでしょうか?
一層のこと「ReelSteady GO」をGoProのデスクトップアプリに組み込んでもらえるとありがたいのですが…。
とりあえず現段階ではReelSteady GOを持ってない人にはあまり関係なさそうです。
まとめ
こういった試みはGoProのためにもなると思うので、今後も是非続けていってもらいたいですね。
個人的には、以下の記事の最後に少し書きましたが水平補正がもっと簡単にできるようになるとうれしいです!
今後のGoPro Labsの動向に期待しましょう!