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足が速いのに、なぜ活躍できないのか

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小学生の息子が通う少年サッカー(スポ少)で、
親として感じたことを書いています。

息子は足が速い方で、50mは7秒台です。

チーム内にも同じくらいのタイムで走れる子が二人います。

一人はエース君。

試合でもスピードを生かしたプレーで結果を出していますし、誰が見ても「足が速い子」として認識されている選手です。

意外だったのは、もう一人の子で、この子は見た目の印象としては、あまり運動が得意そうには見えません。

実際、サッカーの試合でも目立った活躍ができているとは言い難く、正直なところ「足が速い」というイメージとは結びついていませんでした。

ところが、以前チームの練習でリレーをした時のことです。

息子がその子と同じ組で走ることになったのですが、驚いたことに二人はほぼ同じ走力で並走していました。

てっきり息子が大差をつけるだろうと思っていただけに、これには本当に驚いた記憶があります。

直線の50m走なら、もしかすると負けてたかもしれません。

これだけの走力を持っているのに、なぜサッカーの試合では活躍できないのだろう。そんな疑問がずっと頭に残っていて、練習や試合で、その子の動きを意識してよく観察してみることにしました。

しばらく見ていて気づいたのは、瞬発力の低さでした。

助走をつけてトップスピードに乗ってしまえば、その子はたしかに速いです。

ただ、サッカーの試合中に求められるのは、そのスピードではなく、瞬発力です。

ボールが出た瞬間、相手が動いた瞬間に、いかに速く最初の一歩を踏み出せるか。その子はいつも、そこで一歩、二歩と遅れてしまっていました。

結果として、スペースへの飛び出しでも、こぼれ球への反応でも、常に相手より一瞬遅れて動き出すことになり、活躍できていない印象ばかりが残っています。

ただ、その子のプレーを見ていると、まだあまりサッカーをわかっていないと思われる部分もあるので、これは運動能力というよりも、判断能力による部分が大きいかもしれません。

体が動かないというよりは、頭の中で何をすべきかを理解しきれていない気がします。

もっと経験を積んで「この時にはこうする」のようなものがわかってくれば、動きもだいぶ変わってくると思うんですけどね。

もしこれが認知力や判断のスピードに原因があるのなら、瞬発力のトレーニングをしてもあまり効果は出ないと思います。

それよりも座学や動画で「こういう場面ではこう動く」というパターンを教える方が、彼には合っているのではないでしょうか。

同じ「試合で活躍できない」という結果でも、原因は子どもによって違います。

体の使い方が身についていない子もいれば、自信のなさから動きが小さくなっている子、判断のスピードに原因がある子もいます。

だからこそ、その子がなぜそうなっているのかを見極め、合った解決策を提案できるかどうかが、育成年代では大事なんだと思いますね。

「努力が足りない」で片付けるのは簡単ですが、本当はまだ合うアプローチが見つかっていないだけかもしれません。

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