GoProの手ぶれ補正(HyperSmooth)は、前モデルのHero7でも、すでに強力だということを耳にしていましたが、今回、はじめてGoPro(GoPro Hero8 Black)を購入したので、手ぶれ補正の効き具合を実際に確かめてきました。
検証方法 ハイパースムーズ2.0
解像度を4K、フレームレートを30fps、レンズをリニアとして、HyperSmoothの設定を「オフ」「オン」「高」「ブースト」に切り替えて撮影しました。
検証動画 ハイパースムーズ2.0
検証結果 ハイパースムーズ2.0
動画でも触れていますが、設定については、普通に歩いて撮影するのであれば「オン」でも十分ですが、「高」を選べる状況では「高」を選んでおけば問題なさそうです。
走って撮影する時は、「オン」だと縦軸の手ブレ補正が対応しきれていないようなので、「高」か「ブースト」を推奨。
走っての撮影では、「高」と「ブースト」の違いは、それほど感じませんでした。
もっと激しい動きになると「ブースト」にした方が良いとは思いますが、「高」と比べてクロップ率が高くなるので、日常生活で撮影する分には、あまり必要なさそうです。
いやぁGoProの手ブレ補正技術はスゴイですね!
今回は検証のためにかなり雑に歩いたり走って撮影していますが、気を付ければもっとスムーズな映像になりそうです。。
これなら、本当にジンバルはいらないかもしれませんね。
【参考】HyperSmooth (ハイパースムーズ) 対応表
解像度、fps、レンズによって、選択できるHyperSmoothが異なるので、参考までに一覧表にしてみました。
※本体ファームウェアv1.50より
解像度 | フレーム レート |
レンズ | HyperSmooth | ||
---|---|---|---|---|---|
オン | 高 | ブースト | |||
4K | 60 | 広角 | ○ | ||
リニア | ○※ | ||||
30 | superview | ○ | |||
広角 | ○ | ○ | ○ | ||
リニア | ○ | ○ | ○ | ||
24 | superview | ○ | |||
広角 | ○ | ○ | ○ | ||
リニア | ○ | ○ | ○ | ||
2.7K | 120 | 広角 | ○ | ||
60 | superview | ○ | |||
広角 | ○ | ○ | |||
リニア | ○ | ○ | ○ | ||
狭角 | ○ | ||||
30 | superview | ○ | |||
広角 | ○ | ○ | |||
リニア | ○ | ○ | |||
狭角 | ○ | ||||
24 | superview | ○ | |||
広角 | ○ | ○ | |||
リニア | ○ | ○ | |||
狭角 | ○ | ||||
1080 | 240 | 広角 | ○ | ||
120 | superview | ○ | |||
広角 | ○ | ○ | |||
リニア | ○ | ○ | |||
狭角 | ○ | ||||
60 | superview | ○ | |||
広角 | ○ | ○ | ○ | ||
リニア | ○ | ○ | ○ | ||
狭角 | ○ | ||||
30 | superview | ○ | |||
広角 | ○ | ○ | |||
リニア | ○ | ○ | |||
狭角 | ○ | ||||
24 | superview | ○ | |||
広角 | ○ | ○ | |||
リニア | ○ | ○ | |||
狭角 | ○ |