タケロク
ハイセンスは今年の5月にTVを購入してから、気になるメーカのひとつです。
そのハイセンスからエントリークラスのサウンドーバー「HS214」が発売されました。
以前からサウンドバーに興味はありましたが、なかなか買うまでには至りませんでした。
まぁ絶対に必要なものでもないですしね。
今回はテレビを新調したということで思い切って購入してみました。
1ヶ月ほど使ってみた感想を書いていくのでご参考にどうぞ!
HS214の外観と付属品
「ハイセンス HS214」は1万円台で購入できるエントリークラスのサウンドバーです。
底面に78mm口径のサブウーファーが内蔵されています。
付属品は、リモコン(電池付)、HDMIケーブル、電源コード、説明書・保証書です。
入出力端子は、HDMI(ARC)、光デジタル、USB、同軸デジタル、AUXがあります。
またBluetooth対応でスマホなどからワイヤレスでの接続も可能です。
HS214の良かったところ
映画や音楽番組では音質が大幅にアップ
肝心の音質ですが、正直ニュースやバラエティ番組ではテレビのスピーカーと劇的な違いは感じられませんでした。
こんなものかと思って少し落胆しましたが、映画や音楽番組を見てるとはっきりと違いを感じることができました。
テレビの周りからも包み込まれるように音が出てくる感じです。
サラウンドをオンにするとよりはっきりと違いが感じられ、特に映画は重低音が強調されてとても臨場感があります。
ただし映画館で体感できるような真横や後方からも音が聞こえるということは、さすがにありませんでした。
コンパクト+簡単接続でテレビ周りがスッキリ
「HS214」は横幅が65cmのコンパクトサイズです。
しかもHDMIケーブル1本で接続できるので、テレビ周りがごちゃごちゃしません。
最近は録画用ハードディスクやネットワーク関連機器などテレビに接続する機器も増えてきているので、テレビ周りは少しでもスッキリさせたいですね。
Bluetoothスピーカーとしてスマホとも接続可
「HS214」はBluetoothに対応しているのでスマホなどに接続すればBluetoothスピーカーとしても使用できます。
テレビのスピーカーの用途だけだと「使わなくなったらどうしよう?」という不安もありますが、Bluetoothスピーカーとして使えるのなら用途も広がりますね。
HS214のいまいちだったところ
現在の設定状況が分かりづらい
「HS214」には設定用のアプリがなく、現在の設定状況を確認するには中央にあるLEDランプの色や光り方によって判断するしかありません。
Movie、Music、Newsと3つのサラウンドモードがあるのですが、この設定はLEDランプでは確認できません。
直接音を聞いて判断するか、リモコンのボタンを押すことでしか判断できません。
設定項目が少なく、コストダウンのために簡素化しているのかもしれませんが、もうちょっとだけわかりやすくてもいいのかなと思いました。
リモコンで音量を上下させる幅が大きい
HDMI(ARC)で接続するとテレビとHS214がリンクして、テレビのリモコンでHS214の音量を操作できるようになります。
ただ、テレビの音量レベルが100段階だとすると、HS214の音量レベルは20段階しかありません。
つまりHS214で1段階音量を上下させると、テレビの音量レベルでは5段階上下することになってしまいます。
映画などをじっくり見る分には音量を頻繁に変えることはないので問題ありませんが、普段テレビ番組を見ている時には音量を細かく調整したいこともあるので、そういう時は不便に感じました。
【2021年2月追記】3ヶ月使った感想
上にも書いた音量レベルの違いは3ヶ月経った今も慣れません。
子供がうるさいので普段からよくボリュームの微調整していますが、20段階ではちょうどいいボリュームにならないことも多く不満を感じます。
それだったら映画や音楽番組を見る時だけ使おうと思って、自動起動をオフにしたのですがどうもうまくいきません。
自分の設定が悪いのかもしれませんが、スピーカーの自動起動の設定をオフにしていてもTVをつけると自動で起動してしまいます。
ということで日頃からTVのボリュームを頻繁に変更されるご家庭には、あまりおすすめはしません。
HS214レビューまとめ
いまいちだった点も挙げましたが、やはり映画を見てる時の迫力はテレビのスピーカでは味わえないので、HS214を買ってよかったです。
値段も今だと15,000円以下で買えるみたいなので、初めてのサウンドバーにぴったりですね。
テレビでよく映画や音楽コンテンツを見る方にはぜひ一度試していただきたいです!